事故の怖さ
交通事故の怪我は、事故の大きさによっても異なりますし、車に乗っているのか、バイクに乗っているのかによっても異なります。
車の場合
車の場合で多い症状としては、一般道ではむち打ちやシートベルトの締め付けによる首の痛みが多くなります。
また最近の新型車両は安全性能が高まり事故が起こりにくくなっていますので、運転手はもちろん歩行者や自転車などへの配慮も嬉しいところですね。
だた高速道路やスピードが出ていたり、相手車両が大型の場合はケガも酷くなりやすいのでスピードは法定速度を守りましょう。
バイクの場合
バイクの場合は、ヘルメット以外に体を守るものがほとんどなく、相手の車体や地面に直接叩きつけられることも多くありますので交通事故にあったときのケガは重症になりがちです。
ですので、むち打ちはもちろん捻挫や挫傷、骨折や脱臼を含め、脳挫傷や脊髄損傷など手術を要するケガに発展することもしばしばです。
また車のむち打ちの症状も多種多様に出ますが、バイクの事故の場合は全身打撲が加わることがあり、病院で単なるむち打ちと診断が出ても注意が必要です。
なぜなら、むち打ちになっても直ぐに症状が出る場合と、後から症状が出る場合がありますので、軽微な症状でも初診の医師にしっかりと伝えることが必要です。
まさかないと思いますが、病院に受診をしないと後から症状が出ても相手方が取り合ってくれない可能性がありますので、必ず病院へ受診されることをお勧めします。
根本解決を目指すなら
交通事故のケガで根本的に総合的に解決をしたい場合には、体に対する施術のことはもちろんですが、通院しやすい周囲の環境を整えることも必要になってきます。
①まず、いかなる軽微な怪我でも必ず警察に届け出る。
②病院で全ての精密検査を受ける。
③症状のある箇所全てが記載された診断書をもらう。
④相手の保険会社とうまくお付き合いできる環境を整える。
⑤整形外科に少なくとも月に1回はかかる。
⑥鍼灸整骨院に通う。
痛みを抑えるだけではなく、根本的に施術をする事を念頭に病院や整骨院を選びましょう。
整骨院では基本的には手技による整体などで施術を行いますが、痛みだけではなく痺れ等がある場合は、鍼灸治療を行なうとより効果的です。
鍼灸施術を行なうと、手技では取りきれない痺れに対応する事ができるため、日常生活でも違和感を感じることが少なくなります。
鍼灸施術は針をさすので、痛みを感じる方も居られますが、髪の毛よりも細い針を利用するので、そこまで大きな痛みを感じる事もないため多くの方が利用されています。
不安のある場合には、手技のみの施術を行い改善させることも可能ですので無理はしないほうが賢明です。